「へー、なるほど!」「あ、わかった!」という積み重ねが子どもを勉強好きにする
勉強していて一番楽しいのは「へー、なるほど!」「あ、わかった!」という瞬間です。
知らなかったことを初めて知る喜び、わからなかったことがわかる感動、これが勉強の本来の楽しさです。
一方的に説明して情報だけ与えてもこれらの喜びや感動を味わうことはできません。
子どもが自分の頭を使って、考えて、教わって「へー、なるほど!」「あ、わかった!」となって初めて喜びや感動を味わうことができます。
だからTCCクラブでは「考えさせる」「少しでも頭を使わせる」ことにこだわっています。
先日も小1の子に教えていると…「あ、わかったかも、先生言わないで!」とストップをかけられました(笑)
小4の子は10分くらい私の隣で試行錯誤して「あ、わかった!!」と嬉しそうでした。
親から見ると「うちの子は勉強よりゲームの方が好きかも」などと思うことが多々あるかもしれませんが、教えている私から見ると子どもたちは大人が思っているより勉強が好きで、楽しんでますよ(笑)
ご家庭でも「へー、なるほど!」「あ、わかった!」という瞬間を意識的に作るといいですね。
それは学校の宿題をしているときでもいいし、TCCのプリントをやっているときでもいいです。
あるいは、お風呂に入りながらいろいろ実験したり、食事中にTVを見ながら話したり、車にのっているときに問題を出し合ったり、一緒に本を読んだり、日常の中で意識的に会話を増やすことでこういう瞬間を増やせます。
うちの場合、小学生の末っ子が「がっちりマンデー」というTV番組が好きなので、これを見ながら家族で話したりすることも多いです。「あれ?森永、今日出てないなー」なんて言いながら見てます(笑)
あとは私がWBS(ワールドビジネスサテライト)という経済news番組が好きなので食事中に無理やりWBSの録画をつけたりすることも多々あります。昔は子どもたちみんな「えー!」と嫌がってましたが、最近では諦めているのか、慣れてきたのか、何も言いません(笑)最近では高校生の長男がWBSを見ながら自論を話したり、私も知らない情報を教えてくれたりします。長女や末っ子はnewsの中でわからないことを聞いてきたりしますね。私が即答できないとググって調べたりします。
「へー、なるほど!」「あ、わかった!」の種はどこにでも転がっていると思います。