ちょっと変えるだけ子どもは集中したりする
授業中に集中が途切れやすいAくん。
先日ちょっと座る席を変えてみたところ、驚くほど集中して解き始めました。
集中できない子に「声かけ」は重要ですが、声かけでは集中できない時もあります。
家で勉強する際も同様だと思います。
「その子にあった方法、環境」などがあり、兄弟姉妹でも全然違うはずです。
◆たとえば・・・
・机やイスを変える
・机の周りにおいてあるものを片づける
・そもそも勉強する場所、部屋を変える
・時には外に机をおいて勉強してみる
・勉強する時間帯を変える
・一緒に勉強する相手を変える
・勉強量を変える
・平日と週末の勉強の割合を変える
他にいくらでもあります。
大切なのは
「うまくいかない時は何か変えてみる」
「一度うまくいったからといってずっと同じとは限らない」
「常に試行錯誤していろいろやってみる」
「子どもはその時その時によって変わるもの、成長もするもの」
そして…
「いろいろ変えながらでも、試しながらでも、勉強を継続する」
これがもっとも大切です。
この「継続」によって、3か月後、半年後、1年後、3年後、5年後、10年後、確実に身についてくることになりますので。
特に算数や数学などは元々の得手不得手があります。
1回ですぐ理解できる子もいれば、5回やってもなかなか理解できない・・という子もいます。誰にでも得手不得手はあります。その子はたまたま算数が不得手、というだけ。
でも、「継続」して勉強していれば誰でもできるようになります。
「算数苦手」「数学嫌い」という子が、得意になるのをたくさん見てきましたので間違いありません(笑)
我々周囲の大人が常に試行錯誤しながら継続できるように導いてあげたいですね。