普通の塾とはちょっと違う少人数定員制教室です! ~特に算数・数学に強い教室です~

無料体験・お問合せはコチラ

=03-3644-8780受付時間(月~日)9:00~21:00

園児、低学年のころに一生懸命取り組むとしたら何がおススメか?

2021.08.30 つぶやき

園児、低学年のころに一生懸命取り組むとしたら何がおススメか?と聞かれたら…

「算数」「読書」「遊び」と答えます。

子育てにゴールはないかもしれませんが、あえて言うなら子どもたちの「自立」だと思っています。自分の頭で考え、人とコミュニケーションし、自ら楽しみを見つけ、日々判断・決断し、行動する、人生はそんなことの繰り返し。

学校のテストも中学・高校・大学受験も就職活動もすべて通過点。すべての失敗も成功体験も「自立」のための経験となれば全然OK。

私も3人の子どもの親なのでわかりますが、どうしても目の前の状況に一喜一憂しがちです(笑)いま目の前の子どもがどうすればいいのか?何をしてあげるといいのか?と迷うことも多いです。そんなときには、目の前の子が将来「自立」するためには?とできるだけ考えるようにしています。

そんな私が我が子やTCCの生徒たちを振り返ると、園児や低学年のころにおススメなのは「算数」「読書」「遊び」の3つです。

まず「算数」。

私の経験からも園児、低学年くらいから算数に苦手意識を持たなければ、数学を学んでも前向きに楽しく習得しやすいと思います。逆に低学年から算数に苦手意識を持つと、高学年、中学数学、高校数学、とずっと苦痛でしょう。そんなにダントツの算数力でなくてもいいんです。「算数ちょっと得意かも」このくらいでもいいんです。また、これからの時代、文系に進んだとしても、どんな職業に就いたとしても、数学に苦手意識がないに越したことはありません。数学の知識が直接役に立つ場面もあれば、数学の勉強で養った「論理的な頭の使い方」が役に立つ場面もあるでしょう。「数学が得意な人は話がうまい」というのもよく聞きますね(笑)

続いて「読書」。

TCC生で国語がすごくできる子の大半は「読書」好きです。本をよく読む子は「語彙力」があり、「活字を読む」ことに慣れています。なので、国語に限らず問題の題意を読み取る力がつきやすいですし、教科書やワークの解説を読んで理解しようとできます。逆に「読書」をしない子はワークの解説を読むことすら苦痛で省きます。また、これら学習面以上に「読書」の習慣が役に立つのは社会にでてからです。仕事ができる方の多くは「読書」好き、という話はよく聞きますね。人から学べることも多いですが、本から学べること、刺激をうけることもたくさんあります。「ある本と出会って人生が変わった」という人もいるでしょう。園児、低学年くらいのころにたくさん「読書」をすることで、本の楽しさを知ることができた子は一生の財産になるでしょうね。なかなか本を読まない子には漢字の勉強もおススメです。漢字の勉強≒語彙力の勉強とも言えますので。漢字ができる子で国語がボロボロの子は見たことがありません。

そしてなんといっても「遊び」です。

「遊び」といってもswitchやスマホがあればすぐにできるゲームや動画ではありません。何をやろうかな、ルールどうしよう、道具なにを使おうか、どこでやろう、など「決まっていないことがある遊び」がおススメです。「遊び」の内容は日替わりでいいのですが「夢中になって遊ぶ」のがイイですね。まあ、究極な言い方をすればゲームや動画以外ならなんでもいいと思います。ゲームや動画から得られることもゼロではありませんが、これらは「用意された受け身の遊び」のような気がします。ただ楽しむ、というだけであればゲームや動画も娯楽としてOKだと思いますが、子どもたちの「自立」に役立つ「遊び」という点ではちょっと違うかな、というのが私の考えです。子どもたちには「自分で考え行動して楽しくしていく遊び」をさせたいですね。