あえて少しわかりにくく説明することもある
2021.02.04
TCCの特徴
『説明は短く、わかりやすく、考えさせて』
これがTCCのモットーですが、わかりやすくというのは1~10まで完璧に説明することとは限りません。
教えすぎると子どもは「機械的に作業のように」解こうとするときもあるんですね。
「こことここを足せばいいわけ?」
と、やり方や結論、つまり1~10の「10」を聞いてきたら・・
「どう思う?」
「なぜその2つを足すと思う?」
と少しでも考えさせます。
あえて少しわかりにくさを残すことで、常に考えさせることを心がけて教えています。
1~10まで完璧に説明した方が目の前の問題は瞬時に解けますが、目の前の問題は瞬時に解けなくても「考える余地を残して考えさせた方が結果的にその子に力になる」と思っています。
長い目でみてその子の力、「考える力」を伸ばしたいと思っています。
もちろん、その分野や、その子の習熟度・学年・性格などに応じて使い分けます(笑)