たいして勉強しないのに勉強ができる子って??
たいして勉強しているようには見えないのに勉強ができる子っていますよね。
もちろん理解力や記憶力がいいから、という子もいますが、それだけではない気がします。
次のような理由で勉強ができる子も結構いますね。
■とにかく先生の話をよく聞く
TCC生のAくん
「家で勉強したくないから学校の授業はクラスの誰よりも聞いているよ!」
とよく言っていました。
そのとおり、家でたいして勉強しなくても、それなりの成績をとってましたね(笑)
「おしゃべりをしていて聞いてない」というのは論外として、「ノートを一生懸命書いていて先生の話を聞いてない」という子は意外といるかもしれないですね。
授業はノートをとるより「先生の説明を聞く」ことが一番重要です。
ノートは書き終わらなくても友達に写させてもらえばいいですが、「先生の説明」はそうはいきません。
授業で何よりも優先すべきことは「先生の説明を聞く」ことです。
■とにかく手をあげる
よく考えてないで手をあげる子もいると思いますが(笑)、手を上げるときは多少なりとも「考える」はず。
手をあげる子は「授業に能動的に参加」してますので、自然と先生の話をよく聞くようになります。
性格にもよるのでかなり勇気が必要な子もいると思いますが、「授業で手をあげるようにする」という意識をするだけで何かが変わるかも。
■教科書や解説を読むことができる
活字を読むのが嫌い、という子は、教科書もあまり読みませんね。
以前ある中学生が「先生、この模試の問題教えてください」と質問してきたので、「解説を読んでも理解できかった?」と聞いたところ「読んでないです・・」とのことでした。
この子のように、教科書や解説を読まない子は意外と多いと思います。
逆に、教科書や解説を読める子は勉強もはかどるケースが多いです。読んでもわからないところを質問することでより理解が深まりますしね。
以前私の友人から「中学時代は家でTVをみたいので授業中にとにかく教科書を読みまくった。誰かが怒られて授業が中断している時間でも教科書をドンドン読んで進めていた」という話を聞いて衝撃を受けました。
当たり前のようで意外とできないのが「教科書を読む」こと。これを徹底するだけでもかなり理解も暗記もできると思いますね。
TCCでは教室の本棚に小中学生全学年の教科書、参考書、国語辞典、英語辞典などを置いてますので、慣れている子は自ら読んで勉強します。それでもわからないところはもちろん質問してきます(^^)
■興味・関心をもって勉強する
興味・関心がないと勉強したくないし、まったく覚えられない、という子がいます。
そんな子は逆に興味・関心を自然ともつことがうまい印象です。
「好きになる」というのとはちょっと違います。
「好きというほどではないけど、興味・関心をもつ」でもいいんです。
なにごとも「興味・関心」をもった方が記憶に入りやすいし、思い出しやすいのは誰でもわかると思います。
なかなか「興味・関心」をもてないという子は、「なぜ?」「なんで?」と常に疑問をもつよう意識してはいかがでしょう?
先生の説明をただ「すーっと耳に入れる」のではなく、「ん?なんでそうなるの?」「どういう意味?」と基本は「?」を頭に浮かべるくらいがちょうどいいです。
そうしているうちに「興味・関心」に変わっているはずです。
以上はほんの一部かもしれませんが、授業の受けかた、勉強の仕方で効果は何倍にも変わります。
どうせ勉強するなら、効果のある勉強をしたいですね。