「習ってないからできない」と言う子には?
2020.11.09
TCCの特徴
「習ってないからできない」
が口からでる子は、初めてみる問題、すぐに解き方が浮かばない問題はすべて「習ってない」
「習ってないから、できなくて当然」と思っています。
最初からそう思っていると、できるものもできなくなります。
算数が得意なAさんには、それなりに難しい問題を次々与えますが、
「これ習ってない」という言葉は聞いたことがありません。
何から手をつけていいかわからないような問題でも、まず試行錯誤し、図を書いたり鉛筆を動かし、わからなければ教科書や参考書などで調べたり、そして質問したりします。
この辺がうまくできるとすごく伸びるのがはやい。
もちろん、こちらかみて「これはこの子には教えないと解けないな」という問題はすぐ教えますが、「わからない=習ってない=できなくて当然」という感覚はできるだけなくしたいですね。
そのためには、教える側が「これは試行錯誤できるはず」「この問題のここは教えた方がいい」という判断がある程度できる必要があります。
教える側が「その子をよく見てよく把握する」という意識を持つことが大切です。
それさえあれば、徐々にできるようになると思います。