志望校合格!それは『自ら考えて勉強し始めたから』
今年の中3生Aくん、第一志望合格、第二志望は特待生合格、と完璧な受験結果のように見えますが、この1年は決して順風満帆だったわけではありません。
1年前の今ごろの状況で受験を迎えていたらはたして合格できていたかどうか・・。
公開模試の合否判定も厳しい結果が続いた時期もありました。
TCCで与えられた課題を消化できない時期もありました。
それでもAくんの受験は最高の結果となりました。
その一番の要因は「自ら考えて勉強し始めたから」に尽きます。
いつのころからか、与えられた課題をこなすだけではなく、いま自分に足りないのは何か、いま何に時間を割くべきか、など自ら考えて勉強し始めました。
1年前にはなかったですが、こんな相談もしてくるようになりました。
「先生、四字熟語を強化したいんですが、何かいい教材ないですか?」
「こういうタイプの問題でいつも迷うんですが、何かいい練習問題ないですか?」
「この教科をもう少しできるようにしたいのですが、どうすればいいですか?」
自分のことは自分が一番わかるはずですので、自ら考え始めると強い。
第二志望の学校に特待生で合格したとき、こんなことも言っていました。
「絶対に〇〇高校(第一志望)にいきたいです。」
第二志望が私立だったりすると「校舎もきれいだし、この学校でもいいな~」という気持ちが芽生え始める子は少なくありません。そうなると第一志望が厳しくなるケースもあるんですね。
ところがAくんの場合、第二志望を特待生で合格しても・・
「絶対に〇〇高校(第一志望)にいきたいです。」と言ってきました。
まさにそのとおりになりましたね!
受験は本人の戦いですので、その本人の気持ちは結果を大きく左右します。
そういう意味でも彼は「自ら考えて自ら合格を勝ち取った」と言えるでしょう。
合格発表の日、Aくんから電話をもらいました。
「合格していました!」
と聞いた時には鳥肌がたちました。彼の声も興奮で少し震えていたような印象です(笑)
合格という結果よりも「自ら考えてやり切った経験」の方がはるかに一生の財産になるはず。
現中2のみんな、1年前はAくんも君たちと大差ないような感じでした。
でもAくんは1年で別人のように成長しました。
人は本気でやると1年で別人のように成長します。
中2のみんなもAくんから勇気をもらってがんばりましょう。
きっと素晴らしい経験と感動が待ってると思うぞ。
最後に・・Aくんから後輩のみんなにメッセージです。
『勉強は諦めずに努力をした分の結果がでるものだと思います。
テストがうまくいった人、うまくいかなかった人も、諦めないでください。
諦めなければ、必ずいい結果が待っています!』
うーん、やり抜いた人の言葉は説得力があるね!