小学3年生が計算「地球一周、走ったらどのくらいかかる?」
小学3年生のAくんとのある日のやりとりです。
計算し終わったあとの喜び方は尋常ではありませんでした(笑)
「自分の力でこんな壮大な計算をしたんだ」
ということが嬉しかったし、自信にもなったようです。
このあとの算数プリントを解く際の集中力、スピードはホントにすごかったです。
小数のかけ算、わり算がまだできない子は、およその数で「整数」で考えればいいと思います。
こういう遊びは大人の想像以上に子どもの好奇心を刺激するんですね。
「光って1秒で地球を7周半もするんでしょ?」
「ぼくが地球を1週したらどのくらいかかるんだろう?」
ということで、さっそく計算し始めました。
Aくん「この間1.4kmをまあまあ速めに走ったら9分で着いたのね。地球一周ってどのくらいあるの?」
わたし「検索したら40075kmとでたよ(笑)4万kmでいいんじゃない?」
Aくん「いや、40075kmで計算したい!40075kmを1.4kmでわってみよう」
わたし「いいね!」
Aくん「40075÷1.4=28635、ということは9分を28625倍すればいいから255625分あってる?」
わたし「ブー、計算間違い」
Aくん「くそ、もう一度・・257625分?」
わたし「正解!257625分ってイメージわかないから●時間●分にしてみたら?」
Aくん「そっか!257625に60かける・・いや、60でわるのか。4293時間45分?」
わたし「正解!これも大きすぎてイメージわかないから●日●時間●分にしたら?」
Aくん「なるほど~、そうしよう!4293時間を24時間でわればいいよね。だから・・178日21時間だ!」
わたし「45分はどうした?」
Aくん「そうだ、178日21時間45分!」
わたし「正解!」
Aくん「やった!!地球一周をぼくが走ったら178日かかるのか~、思ったより早いね。歩くと1.4kmは20分くらいからかるから、2倍以上かかる。」
わたし「ということは?」
Aくん「歩くと1年ちょっとくらいかかるということかー!1年ちょっとで地球一周できちゃうのか!でも海とか山とかあるから無理か。そもそも疲れるから同じスピードで走れないしな。」
わたし「(笑)」
今度は月まで歩いたらどのくらいかかるか計算しよう!