小学1年生でも理解できる「速さ・時間・道のり」
小学生の苦手な算数分野トップ3に入るであろう「速さ・時間・道のり」
僕が小学生の時は「速さ×時間=道のり」をひたすら覚えるよう教わりました。
暗記が大嫌いな僕は当然覚えませんでしたが(笑)
あるいは「み・は・じ」で習っている子も多いでしょうね。
でも、「速さ」の勉強こそ、暗記一辺倒では3歩歩けば忘れます。
そもそも「時速ってな~に?」これが理解できればたいしたことはないのですが、中学生でも方程式などで「速さ」が絡むと混乱する子が多い。
先日TCCクラブの小学1年生を車に乗せてドライブしたときのやりとりです。
1年生 「ねーねー、あと何時間で着くの?」
本 井 「あと100kmって書いてあるから時速100kmの速さで走ったら1時間だね。」
1年生 「今何kmの速さ?」
本 井 「時速50kmくらいかな。じゃー何時間で着くと思う?」
1年生 「えーと、2時間?」
本 井 「正解!じゃー、もし時速200kmの速さで走ったら?」
1年生 「えーと、2時間?じゃなくて・・・、30分?」
本 井 「正解!」
日ごろこんなキャッチボールをほんの少し心がけるだけで、「時速」の感覚を無意識に身につけていきますね。