漢字が得意な子と苦手な子の違い
2020.10.24
つぶやき
漢字が得意な子は、習っているか否かにかかわらず「読める漢字が多い」です。
逆に苦手な子は、「その漢字、常識的に読めないかな?」というケースが多いです。
漢字が得意な子と苦手な子では「書けなくても読める漢字の量」がとにかく違います。
これは漢字をたくさん勉強・練習したかどうか、の差ではなく、
「知っている言葉の数」あるいは「聞いたことがある言葉の数」の差だと思います。
例えば・・・
・この映画は不朽の名作だ
・長年の研究が実を結ぶ
・辺り一面に広がるヒマワリ畑
「不朽」「結ぶ」「辺り」を習ってなくても「ふきゅうのめいさく」「みをむすぶ」「あたりいちめんに」という言葉を聞いたことがある!なんとなく意味がわかる!
このようなケースが多いのが漢字が得意な子の傾向です。
個人差はありますが「大人と会話をする機会が多い子」「本(一部漫画含む)をよく読む子」「新聞を読む子」「ニュースを見る子」は比較的言葉をよく知っています。
低学年Aくんは「うちは食事のときはニュースしか見ちゃダメなんだ~」と言っていますが、この子はいろいろなことをよく知っています(笑)
また、低学年Bさんは高学年の子に環境問題について説明することもありましたが、家でニュースをよく見るそうです。この子も「書けなくても読める漢字」が多いタイプですね。
「ニュースをみる」「新聞を読む(音読で親御さんが聞いてあげると理想的)」などは特におススメです。
興味・関心をもって見たり読んだりできるようになるとさらに効果的。
ご家庭でできる範囲で継続してみてはいかがでしょうか。