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自分で気づかせる教え方

2020.10.28 TCCの特徴

先日、3年生のAくんに素数を教えていた際のやりとり。

こちらから一気に説明してしまうとAくんは考えることもしないでただ聞いて終わりです。

こういうキャッチボールをしながら考えさせることが重要だと考えています。

最後の青字のところ、こういう「気づき」をさせることが楽しさにつながります。

本井「例えば・・5の約数は?」

Aくん「1と5!」

本井「8の約数は?」

Aくん「1と2と4と8!」

本井「じゃー、11の約数は?」

Aくん「1と・・・11!」

本井「どの整数でも必ず約数になっている数があるでしょ?」

Aくん「1と・・その数?」

本井「あたり!そして1とその数しか約数がない、つまり1とその数しかわり切れない整数を素数というのね」

Aくん「5とか?」

本井「そう!11も約数だね。では一番小さい素数は?ちなみに1は素数ではないよ」

Aくん「2!」

本井「正解!つぎは?」

Aくん「3!」

本井「そう!つぎは?」

Aくん「4!」

本井「ブー!4は2でわり切れるよ!」

Aくん「そっか、じゃ5!」

本井「そう!つぎは?」

Aくん「えっと・・7!」

本井「正解!つぎは?」

Aくん「うーんと・・11?」

本井「あたり!」

Aくん「あ!もしかして2以外の素数は奇数?

本井「そう!2以外がすべて素数、ではないけど、2以外で偶数は素数にならないね!」